アメリカ再生可能エネルギー研究所、第2期中小企業バウチャー試験プログラムを実施

【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.09.06 【情報源】／2016.08.18 発表

　アメリカエネルギー省（DOE）の国立再生可能エネルギー研究所（NREL）は、「中小企業バウチャー（SBV）」試験プログラムの第2期として、研究面で支援する中小企業12社を公表した。SBV試験プログラムは、世界有数の国立研究所の能力を活用し、クリーンエネルギー技術の商業化を可能にする中小企業に焦点を当てるもので、選出された企業は、技術的な課題を克服するためにNRELなど12の国立研究所の専門知識と設備を利用することができる。各社には、バウチャー（引換券）が提供され、国立研究所との共同研究プロジェクトの起ち上げや研究所から技術支援を受けるために利用されるという。12社のうち、Avatar Sustainable Technologies社は、製紙工場からの廃棄物を経済的に利用し持続可能なバイオ燃料等を生産する方法を、また、Garmor社は、既存のバイポーラ板（BPP）技術を利用し、水滴制御のBPP表面張力を向上させるための新たなBPPの開発を目指すという。