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国際再生可能エネルギー機関、脱炭素化を目指す報告書を発表

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2020.05.07 【情報源】/2020.04.20 発表

 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、持続可能なエネルギーシステムへの道筋を示す「地球再生可能エネルギー展望」を発表した。エネルギーシステムの転換を目指す「エネルギー変容シナリオ」と脱炭素化をより徹底する「脱炭素化の深化」を提起し、地域別の展望も示した。「エネルギー変容シナリオ」は、パリ協定の目標達成のため、2050年までにエネルギー関連のCO2排出の70%削減を図る。削減の90%は再生可能エネルギー利用とエネルギー効率化による。「脱炭素化の深化」は、脱炭素化が困難な部門を重点にいっそうの排出削減を進め、2050〜2060年に排出ゼロを達成する。これには、再生可能エネルギー由来のグリーン水素と電化の普及が鍵となる。達成には総額130兆ドルの投資が必要であるが、支出の最大8倍の利益が見込まれ、雇用は4倍増となる。
 本書は、エネルギー変容に関するIRENAの一連の報告書に続くものだが、2020年刊行にあたり、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)危機と排出削減の関連に言及した。エネルギー関連のCO2排出は、2020年にはCOVID-19と原油価格の下落で抑えられているが、長期的な増加傾向は変わらないとし、脱炭素化は、持続可能で回復力のある経済・社会を創造することにより、COVID-19危機からの回復を支援するとした。
国際再生可能エネルギー機関

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