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Issued: 2018.12.13

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 日本では、年平均気温が100年当たり約1.2℃の割合で上昇していて、温室効果ガスの削減を厳しく進めなければ、今後もさらなる上昇が見込まれます。今年は夏に多数の地域で40℃を超えるなど記録的な猛暑となったり、また、豪雨による甚大な被害が出たりするなど、異常な気象を肌で感じる機会が多かったのではないでしょうか。今の調子で気候変動(温暖化)が進んでいくと、稲作をはじめとする農作物への悪影響や洪水や高潮といった災害の増加、熱中症患者の増加など、その影響はますます深刻化することが予想されています。...

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作成日 | 2017.07.18 更新日 | 2017.07.20
海洋無酸素化
カイヨウムサンソカ   【英】Oceanic Anoxic Events   [略]OAEs  
 解説 |
 有機物が微生物によって分解される際、下式に従って酸素が消費される。
 C6H12O6+6O2 → 6CO2 + 6H2O
 そのため、有機物量が多く酸素の供給が少ない環境では酸素が消費し尽くされて無酸素状態となる。かつて、工業廃水や家庭排水などを処理せずに湾などの閉鎖的な海域に廃棄した結果、これらの排水中に含まれた大量の有機物により海水中の酸素が消費され、無酸素状態となり深刻な問題となった。無酸素状態すなわち嫌気的な状態となり、硫化水素メタンなどが発生し、悪臭を放ち、多くの生物が生育できなくなった。その後、排水処理などが徹底され、有機物の放流は減ったが、栄養塩などの処理がまだ十分ではなく、植物プランクトンが大発生する赤潮の発生が問題となった。大発生した植物プランクトンが海底のくぼみなどに大量に溜まると、同様に微生物の分解に伴い、大量の酸素を消費することから、無酸素水塊が生じ、海水中の硫酸が硫黄までに還元されてします。これが沿岸域に湧昇すると硫黄粒子に反射した光が青く見える青潮状態となる。この水塊は無酸素水であるので、これにさらされた生物は甚大な被害を受ける。(2017年7月作成)
 この解説に含まれる環境用語 |
  硫化水素
  微生物
  赤潮
  青潮
  栄養塩
  悪臭
  メタン
  プランクトン
 この環境用語のカテゴリー |
  自然環境河川・湖沼・海
  地球環境海洋環境
  公害問題水質汚濁

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