一般財団法人環境イノベーション情報機構

環境用語 CMIP

作成日 | 2018.11.13  更新日 | 2018.11.14

CMIP

シーエムアイピー   【英】Couplede Model Inter-comparison Project  [同義]結合モデル相互比較計画 

解説

結合モデル相互比較計画。モデルごとに異なる予測結果を相互に比較することで、予測の不確実性を把握する取り組み。

気候変動の予測は、基本的に大気の加熱や冷却などの物理的な法則で構築される気候モデルを用いて行われる。近年、海や陸の炭素循環や、大気の微量物質間の化学反応など、生物学的、化学的な要素を含んだ気候モデルが開発されてきており、それらを総称して地球システムモデル(ESM:Earth System Model)と呼ぶ。現在、窒素による植物の生産力への影響を反映するため、ESMに窒素循環を導入するなど、モデルの高度化が進んでいる。このようなモデル開発は各国で行われており、日本では国立環境研究所や海洋研究開発機構や気象庁気象研究所などで開発を進めている。

1995年から世界機構研究計画(WCRP)が開始した「第5期結合モデル相互比較計画(CMIP5)」は、その結果がIPCCの第5次評価報告書(AR5)にも利用された代表的なプロジェクトである。CMIP5に参加した気候モデルは世界で50以上に及び、日本の研究も大きな成果をあげ、重要な知見を提供した。(2018年4月作成)

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