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環境ニュース[国内]

ホンダ、自動車業界最大規模のメガソーラーが栃木で稼働開始、ビオトープも整備

エネルギー】 【掲載日】2016.04.25 【情報源】企業/2016.04.21 発表

 ホンダは、自動車業界で国内最大規模となる大規模太陽光発電所(メガソーラー)「Hondaさくらメガソーラー発電所」を栃木県さくら市に所有する土地に開発した。4月1日に稼働を始め、4月15日に完工式を開催した。敷地内には環境保全を目的にビオトープ(生物の生息空間)「Hondaさくら環境学習エリア」も整備した。

 Hondaさくらメガソーラー発電所は10MW(1万kW)の出力があり、約27haの面積に約5万6000枚の太陽電池パネルを設置した。発電した電力は売電する。ホンダはこれまでも埼玉製作所寄居工場(埼玉県寄居町)をはじめ、主要事業所に太陽光発電設備を導入してきた。これまでの出力は計約6MW(6000kW)で、今回で計約16MW(1万6000kW)に拡大した。

 ホンダは再生可能エネルギーでエネルギーをつくり、それを移動手段としてのモビリティで使い、モビリティを電源にしてコミュニティーとつながることで、CO2ゼロ社会を目指すコンセプトを提案している。Hondaさくらメガソーラー発電所はその象徴といい、完成を機に再生可能エネルギーや独自の水素ステーション技術などを活用しながら新たな事業を探る。

 ビオトープの広さは約8haで、地元のさくら市から環境学習の場に使いたいという依頼が来ている。今後、地域の子どもたちが里山の自然を知るための施設として活用してもらう。今回メガソーラー、ビオトープを設けたのはホンダが所有する約195haの土地の一部で、ほかに先進の安全技術を開発する新たなテストコースも完成している。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)
 

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