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環境ニュース[国内]

三菱電機、ユーラスエナジーが福島に開発したメガソーラーにモジュールを納入

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.07.25 【情報源】企業/2016.07.21 発表

 三菱電機は、大規模太陽光発電所(メガソーラー)「ユーラス福島川内ソーラーパーク」に太陽電池モジュールを納入した。同社のメガソーラー向けのモジュール納入は、これで4カ所、計131.4MW(13万1400kW)となった。同メガソーラーは、再生可能エネルギー発電事業を手掛けるユーラスエナジーホールディングスが福島県川内村に開発した。

 ユーラス福島川内ソーラーパークは川内村の山間部に位置し、13haの面積に約1万9000枚の太陽電池パネルを設置した。5MW(5000kW)の出力があり、三菱電機は全モジュールを納入した。一般家庭1300世帯の年間消費電力量に相当する発電電力量を見込んでいる。発電電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて売電する。

 三菱電機が納入した太陽電池モジュールは1枚あたり最大265Wの出力があり、変換効率は16.1%となる。自社の従来品と比較して出力は1.5%、変換効率は同0.3%向上している。モジュールに加えてパワーコンディショナー(電流変換器)と特別高圧受変電設備も納入した。ユーラス福島川内ソーラーパークは、7月15日に営業運転を始めた。

 三菱電機はユーラスエネジー向けにこれまで大阪府岬町の「ユーラス岬ソーラーパーク(A区画)」=出力8.2MW(8200kW)、兵庫県淡路市の「ユーラス津名東ソーラーパーク」=同39.3MW(3万9300kW)、青森県六ヶ所村の「ユーラス六ヶ所ソーラーパーク(鷹架地区)」=同78.9MW(7万8900kW)=の3カ所に太陽電池モジュールを納入した。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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