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環境ニュース[国内]

(仮称)北海道檜山沖洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

環境行政 環境アセスメント】 【掲載日】2024.02.21 【情報源】環境省/2024.02.20 発表

環境省は、「(仮称)北海道檜山沖洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」(北海道洋上風力開発合同会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
この事業は、北海道二海(ふたみ)郡八雲町、檜山郡江差(えさし)町、檜山郡上ノ国町及び久遠(くどう)郡せたな町の沖合において最大で出力 1,500,000 kW(単機出力 10,000〜24,000kW程度×最大 135基)の風力発電所を設置する事業。

環境大臣意見では、
(1)事業実施想定区域及びその周辺では、国内希少種であるイヌワシ、オジロワシ等の生息が確認されている。このため、専門家等からの助言を踏まえた適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、環境保全措置を講ずることにより、鳥類への影響を回避又は極力低減すること
(2)事業実施想定区域の一部は、「生物多様性の観点から重要度の高い海域」に抽出されているほか、藻場が分布していることから、藻場等の重要な自然環境のまとまりの場が存在する区域を明らかにした上で、適切な調査、予測及び評価を行うこと。また、その結果を踏まえ、重要な自然環境のまとまりの場の改変を回避又は極力低減するとともに、環境保全措置を講ずることにより、藻場や海生生物への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。

【環境省】

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