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環境ニュース[国内]

日中韓環境教育ネットワーク構築のためのワークショップ・シンポジウムを静岡で開催

環境学習 その他(環境学習)】 【掲載日】2004.01.20 【情報源】環境省/2004.01.20 発表

 2004年1月15日から17日にかけ、静岡市の静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」で、環境省、静岡市、(社)日本環境教育フォーラムの共催による、日中韓3か国の環境教育専門家による第4回ワークショップ、および、市民レベルの環境教育に関する公開シンポジウム「地域の環境保全と環境教育−日中韓の経験から」が開催された。
 このワークショップとシンポジウムは日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)で合意された優先取組分野の1つ「環境共同体意識の向上」の取組みのうち、環境教育ネットワーク(TEEN)構築を目的としたもの。
 15・16日に開催されたワークショップには、日、中、韓の環境教育担当機関および研究機関や国連環境計画アジア・太平洋地域事務所から計23名が参加し、ヨハネスブルグサミットで合意された「国連持続可能な開発のための教育の10年」の推進、エコツーリズムと環境教育といった議題について検討するとともに、環境教育ネットワークの事業として人材、教材ソフト情報のデータベース化を更に進めるべきとの意見で一致した。
 また、17日に開催されたシンポジウムは地元市民約500名の参加のもと、松田美夜子・富士常葉大学助教授による基調講演、ワークショップ出席者である3か国の環境教育専門家らによる事例報告、岡島成行・(社)日本環境教育フォーラム専務理事の司会によるパネルディスカッションが行われた。パネルディスカッションのパネラーからは、各国・各地域の歴史・文化を尊重した環境保全・環境教育の重要性、地域住民の環境に対する意識形成の必要性等が提言された。【環境省】

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