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EU 気候・エネルギー政策パッケージ 間もなく発効

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.05.11 【情報源】EU/2009.04.23 発表

 EUは4月23日、気候・エネルギー政策パッケージ、自動車や燃料からのCO2排出量を削減する法令を正式に承認した。
 一連の措置は、昨年12月に欧州議会・欧州閣僚理事会で合意されていたもので、低炭素経済への道を開き、エネルギー安全保障に役立つと期待されている。
 政策パッケージでは、2020年までに、(1)温室効果ガス排出量を1990年比で20%削減する、(2)エネルギー消費量に占める再生可能エネルギーの割合を20%に拡大する、(3)エネルギー効率を20%改善する という3つの目標が盛り込まれている。
 この政策パッケージにより、欧州は世界に先駆けて、法的拘束力ある壮大な気候・エネルギー目標を実施する地域となった。また、今年12月に行われる国連の気候変動交渉においても、国際的な合意に向け、大きな貢献となる。
 政策パッケージは、欧州排出量取引指令(EU-ETS)の改正、排出量取引制度の対象外の部門からの排出について拘束力のある国別目標を設定する決定、再生可能エネルギーのシェア拡大に向けて拘束力のある国別目標を設定する指令、炭素回収・貯留技術に関する法的枠組を設定する指令という4本の法令で構成されている。さらに、新規自動車からのCO2排出量を削減する規則(2012〜2015年にかけて平均120g/km、2020年に95g/kmとすることを目指す)、燃料品質指令の改正により補完される。
 6件の法令は、5月に予定されている官報掲載から20日以内に発効する。【欧州委員会環境総局】


排出量取引に関するQ&A

責任分担に関するQ&A

再生可能エネルギーに関するQ&A

炭素回収・貯留技術に関するQ&A

乗用車からのCO2排出量の削減に関するQ&A

燃料の品質に関するQ&A

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