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環境ニュース[海外]

国連環境計画、イスラム開発銀行と環境協力で合意

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.02.03 【情報源】国連/2016.01.20 発表

 国連環境計画(UNEP)は、UNEPとイスラム開発銀行(IDB)が2016年1月20日、持続可能な開発気候変動対策の推進のため、環境保全に関し広範囲に協力することで合意し、同銀行が本店を置くサウジアラビアのジッダで覚書に署名したと発表した。覚書の初回有効期間は2018年6月までで、気候変動、農業・食料安全保障、環境技術開発・グリーン経済、イスラム金融の各分野で双方の機関に共通する目的をその内容とし、IDB加盟国の同分野における能力開発が支援されることになるという。覚書の包括的目標は「持続可能な開発のための2030アジェンダ」および気候変動に関する「パリ協定」の実施促進である。IDBはイスラム圏の加盟国及び加盟国以外のイスラム社会の社会経済開発を促進するために設けられた金融機関。2010〜2012年にクリーンエネルギー部門で約10億ドルを投資し、その融資能力をグリーン投資に向けて拡大しつつある。UNEPはこのIDBと協力することで、持続可能な未来への移行を推し進めることを期待するとしている。【国連環境計画

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