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環境ニュース[海外]

国連環境計画、モントリオール議定書キガリ改正の発効が決まったことを報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.12.05 【情報源】国連/2017.11.20 発表

 国連環境計画(UNEP)は、モントリオール議定書の採択から30周年の節目となる2017年、同議定書キガリ改正の批准国が20か国に達し、2019年1月1日に発効することになったと報告した。締約国は今後30年間にハイドロフルオロカーボン(HFC)類を80%以上段階的に廃止し、地球環境に優しい代替物質に置き換える。これにより、オゾン層を保護しつつ、21世紀末までに地球温暖化を最大0.5℃回避できると期待されている。先進国は2019年から、途上国は遅れて削減を開始する。11月20日時点の批准国数は21か国で、批准プロセスに入っている国も複数ある。2017年11月20〜24日にはモントリオールでモントリオール議定書第29回締約国会議が開催され、将来の機会と優先事項が協議される。カナダのキャサリン・マッケナ環境・気候変動相は「カナダがキガリ改正早期批准国の1つであることが誇らしい。締約国会議では発効決定を祝し、気候行動の機運を高める」と述べた。【国連環境計画

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