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環境ニュース[海外]

ラムサール条約、アジア地域のプレCOPを開催

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2018.03.14 【情報源】国連/2018.02.26 発表

 ラムサール条約の第13回締約国会議(COP13)に向けたアジア地域準備会合(プレCOP)が、アジア地域の締約国28か国の代表者の出席のもと、2018年2月26日から3月2日までスリランカで開催されている。開会にあたってスリランカ野生生物保護局のAmararathna氏は、「湿地は洪水防止、レクリエーション、生物多様性に大きな役割を果たすことから、その重要性の認識が高まっている」と述べ、スリランカの首都コロンボの都市湿地の保全と再生についても言及した。また、ラムサール条約のアジア太平洋地域上級顧問のヤング氏は、湿地の保全と懸命な利用を、持続可能な開発気候変動、防災、生物多様性保全といった国の政策の中で主流化する必要性を強調した。プレCOPは2018年2月から3月にかけて、ラムサール条約の作業に関する重要事項や決議案について検討するため、アジア地域をはじめ、アフリカ(セネガル)、南北アメリカ(コスタリカ)、ヨーロッパ(チェコ)など世界の各地域で開催されている。プレCOP後、決議案は2018年4月に予定される第54回常設委員会(SC54)で検討され、最終的に2018年10月にドバイで開催されるCOP13へ提出される。【ラムサール条約

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