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生物多様性指標パートナーシップ、指標ギャップを埋める新たな30指標を追加

【発表日】 2018.08.21 【情報源】 国連 【自然環境 生物多様性

 生物多様性の状況を捉える指標の開発に携わる「生物多様性指標パートナーシップ(BIP)」は、これまでの不足を補う新たな30の指標を追加した。生物多様性指標は、持続可能な開発目標(SDGs)や生物多様性条約(CBD)の愛知目標の達成に向けた進捗を測るうえで不可欠だが、これまでの指標ではとらえられない部分があった。BIPは2015年から、欧州委員会の資金を得てこの不足を埋めるため活動してきた。今回の追加で、現在BIPには60以上の指標が存在する。これらのうち13は、公式のSDGs指標である(生物種の保全状態の傾向を示すレッドリストインデックス、生物多様性にとって重要な地域の保護区面積、湿地面積トレンド指数(WET指数)など)。
 またBIPは、SDGsと愛知目標の指標の関係を示す表も公開した。これを使うと各国がその利用に適した指標を特定することができ、CBDの第6次国別報告書や、持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラムへの自主的国家レビューなどの報告プロセスで役立てることができるという。
 BIPは、CBDなど生物多様性に関係する国際条約、生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)、SDGs等のための生物多様性指標の開発を促進する世界的取組で、現在50以上の研究機関や大学、NGOなどがパートナーとなっている。事務局はイギリスにある国連環境計画 世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC)がホスト機関となっている。【国連環境計画 世界自然保全モニタリングセンター

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