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環境ニュース[海外]

イギリス・スウェーデンによる 持続可能な建築イニシアティブが発足

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2005.07.01 【情報源】イギリス/2005.06.13 発表

 持続可能な建築物とその建設についてのイギリスとスウェーデンの新たなパートナーシップが、気候変動担当のモーレイ大臣の発表により発足した。
 「持続可能な建築イニシアティブ」は、イギリスとスウェーデンが共同で行っている建築や改装のプロジェクト事例を集め、新しいプロジェクトを促し、環境に配慮した取組みや技術の活用に注目していくものである。新しいウェブサイトも立ち上げられ、政策担当者、規制担当者、投資家、建築家がスキル、知識、そして最良の実践例について情報交換できるようになっている。
 建築物の建設やその使用によって、イギリスの温室効果ガスの約半分が発生している。また、建設業者と解体業者は、イギリスの家庭廃棄物の3倍の量の廃棄物を生み出している。
 モーレイ大臣は、スウェーデンのマルメにおいて、スウェーデンのモナ・サリーン持続可能な開発大臣をはじめ、建設業界の代表、学者、エネルギーと廃棄物の専門家、地方自治体や政策担当者と会談した。
 両国は、建築分野において協力をしてきた長い歴史があり、ケンブリッジシャー郡は、持続可能な住宅についてマルメと協力しているし、また、バーミンガム、ゲイツヘッド、ニューキャッスルなどもスウェーデンの都市から学んできた。
 モーレイ大臣は、イギリス・スウェーデンによる協力関係が欧州各国に広がっていくことに期待を示し、建築物の環境配慮は、環境への挑戦を達成し、コストを削減していくことになると述べた。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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