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環境ニュース[国内]

河井外務大臣政務官、原潜解体事業への協力継続の意思をロシア側に表明

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2005.07.20 【情報源】外務省/2005.07.12 発表

 河井克行外務大臣政務官は、2005年7月9日から11日まで、極東ロシアのウラジオストクを訪問し、日本政府によるロシア退役原潜解体への協力事業「希望の星」の第1号プロジェクト、ヴィクター3級原潜の解体現場を視察するとともに、この事業の今後の進め方などについて関係者と意見交換を行った。
 「希望の星」はロシアのウラジオストック近郊やカムチャッカなどに未処理のまま40隻以上係留されている退役原潜の解体に関する協力を行う事業で、03年1月の小泉首相訪ロの際に採択された「日露行動計画」の中心的な取組みの1つ。
 その第1号にあたるヴィクター3級原潜の解体への協力は、03年12月にウラジオストク近郊のズヴェズダ造船所で開始され、04年12月に完了。日本政府は現在、5隻の原潜解体事業に着手するために、ロシア側と協議を行っているところ。
 今回の河井政務官視察時の意見交換の席でロシア側は、現在、海上に保管している原潜の原子炉区画部分を陸上に移して保管する施設を建設であることを説明。また日本海の環境保全などの観点から、引き続き原潜解体事業への日本の協力をお願いしたいと発言した。
 これに対し河井政務官は、陸上保管施設の建設への協力について、近いうちにロシア側と協議を開始したいとの考えを表明。5隻の原潜解体協力についても、早期にロシア側との協議を終え、新たな協力を開始したいとした。【外務省】

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