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環境ニュース[国内]

日本政府、ミレニアム開発目標・目標8について報告書を作成

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2005.09.09 【情報源】外務省/2005.09.09 発表

 日本政府は2005年9月9日、「ミレニアム開発目標」の目標8「開発のためのグローバル・パートナーシップの推進」に関する報告書をまとめ、公表した。
 「ミレニアム開発目標」は、00年9月に国連ミレニアム・サミットで採択された「国連ミレニアム宣言」と1990年代に主要な国際会議やサミットで採択された国際開発目標を統合したもので、15年までに国際社会が達成すべき8つの大目標「極度の貧困と飢餓の撲滅」、「普遍的初等教育の達成」、「ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上」、「幼児死亡率の削減」、「妊産婦の健康の改善」、「HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止」、「環境の持続可能性の確保」、「開発のためのグローバル・パートナーシップの推進」と各目標の下での18の具体的なターゲット、48の指標を提示している。
 今回の報告書は、第1章「政府開発援助(ODA)」、第2章「貿易・投資、その他政府資金の流れ(OOF)」、第3章「債務救済」の3章構成。目標8に定められた指標と、これに関連する項目ごとに1990年代から現在までの日本の貢献を記述。
 日本が91年から00年まで、世界最大のODA供与国であったこと、90年から03年までに拠出したODA総額(1,533億ドル)が世界のODAの5分の1にあたること−−などをアピールしている。
 なお日本政府は、05年9月14日から16日にかけ、米ニューヨークで開催されるミレニアム宣言に関する首脳会合でこの報告書を配布し、日本の「ミレニアム開発目標」達成に向けた貢献を広報する方針。【外務省】

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