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環境ニュース[国内]

エコレールマーク推進委員会を新設 マーク認定商品2件、認定企業16社に

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2005.09.22 【情報源】国土交通省/2005.09.22 発表

 平成17年9月20日に開催された、第3回「エコレールマーク運営・審査委員会」(委員長:苦瀬博仁・東京海洋大学教授)で、企業3社について「エコ・レールマーク」の使用を認めることが決まった。
 「エコ・レールマーク」は、鉄道貨物輸送のCO2排出量がトラック輸送の8分の1しかなく環境負荷が低いことを一般消費者に知ってもらうため、新たに制定されたラベル。
 個別商品での利用と、鉄道輸送に熱心な企業を示すための利用を想定しており、商品に利用する場合の認定基準は「500キロメートル以上の陸上貨物輸送をしている商品で、数量または、数量×距離の比率で30%以上を鉄道輸送していること」。また企業として利用する場合の認定基準は「500キロメートル以上の陸上貨物輸送をしている企業で、商品の数量または、数量×距離の比率で15%以上を鉄道輸送していること」となっている。
 マークを利用するにはこの認定基準をクリアした上で、1企業あたり年間10万円(消費税別)・契約期間2年間分の使用量を払うことが必要。ただし複数商品が認定されたり、商品と企業の両方が認定された場合でも、1企業あたり年間10万円という使用料は増加しない。
 今回、企業としての利用が認定されたのは、ライオン(株)、日清オイリオグループ(株)、三菱電機(株)、リビング・デジタルメディア事業本部。今回の決定まででエコ・レールマークの認定を受けた商品は計2件、企業は計16社となった。
 なお、認定商品・企業が増えてきたことを踏まえ、国土交通省はエコレールマーク制度を消費者に活用してもらうために、エコレールマーク推進委員会を新たに設置。エコレールマークの今後の普及・推進策を検討していくこととした。【国土交通省】

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