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環境ニュース[国内]

第4回日本鉄道賞、環境問題への取組み部門で「エコ・レールマーク」が受賞

大気環境 交通問題】 【掲載日】2005.10.05 【情報源】国土交通省/2005.10.05 発表

 国土交通省は第4回「日本鉄道賞」の受賞者を2005年10月5日に発表した。
 「日本鉄道賞」は鉄道開業130周年を記念して02年に新設された賞で、各年度ごとにテーマを設定し、そのテーマについて積極的な取組みのあった鉄道事業者・団体を表彰している。
 4年目にあたる05年のテーマは、(1)鉄道分野での環境問題への取組みや環境性能に優れた鉄道の利用促進策、(2)地域活性化への貢献−−の2テーマが設定されていた。
 発表によると、(1)については(社)鉄道貨物協会(東京都千代田区)のエコ・レールマークの取組みが「日本鉄道賞」を、広島電鉄(株)(広島県広島市)の国産超低床車両導入による路面電車の利便向上の取組みが「日本鉄道賞表彰選考委員会特別賞」を受賞。
 このうち「エコ・レールマーク」は、CO2排出量が低い鉄道貨物輸送を利用した商品や企業を認定・表示するラベル。17年9月末までに2商品、16社が認定を受けている。
 また(2)については井原鉄道(株)(岡山県井原市)の地域主導による交流拠点としての駅の多目的利用法の開発の取組みが「日本鉄道賞」、三重県いなべ市の地域密着型の新タイプ駅の整備、会津鉄道(株)(福島県会津若松市)の茅葺きの駅舎整備による観光需要の創出が「日本鉄道賞表彰選考委員会特別賞」に決定した。
 なお今回はテーマ部門ごとの表彰とは別に、今後の鉄道振興策のモデルとなりうる取組みとして、首都圏新都市鉄道(株)(東京都台東区)・(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構(神奈川県横浜市)による、つくばエクスプレスでの安全性と快適性の追求、東日本旅客鉄道(株)(東京都渋谷区)による分岐器の空気噴射式除雪装置の開発−−の2件も表彰選考委員会による特別表彰を受けた。【国土交通省】
 

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