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環境ニュース[国内]

川崎天然ガス発電所の環境アセス準備書に対し環境大臣意見を送付

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2005.10.19 【情報源】環境省/2005.10.17 発表

 環境省は、神奈川県川崎市に計画されている川崎天然ガス発電所建設・運営事業の環境影響評価準備書に対して環境大臣意見をまとめ、平成17年10月17日付けで経済産業大臣に提出した。
 川崎天然ガス発電所は、特定規模電気事業者(電力小売事業を行う会社)への電気供給を目的とする出力84万7,400キロワットの天然ガス火力発電所。環境負荷の低い天然ガスを燃料としている上に、発電方式も発電効率が高いコンバインドサイクル方式を採用している。
 今回の環境大臣意見は、事業実施区域周辺に長期にわたり対策が講じられてきたにもかかわらず、二酸化窒素大気環境基準を達成していない地点があることと、発電所が1年間に約214万トンの二酸化炭素を排出することを踏まえ、(1)設備の運転管理・維持管理徹底等により、施設の稼働に伴い排出される窒素酸化物濃度を一層低減すること、(2)発電効率を高く維持し、単位発電量あたりの二酸化炭素排出量をより一層低減すること−−を求めた。
 なお事業者である川崎天然ガス発電(株)に対しては、経済産業大臣から環境大臣意見も踏まえた意見が述べられることになる。【環境省】

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