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環境ニュース[国内]

茨城県小川町の1養鶏場で鳥インフルエンザウイルスへの抗体陽性を新たに確認

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2005.11.21 【情報源】農林水産省/2005.11.18 発表

 茨城県小川町のイセファーム(株)与沢農場(飼養鶏数:約11万羽:開放鶏舎7鶏舎、うち1鶏舎空舎)で、平成17年11月14日にH5亜型のA型鳥インフルエンザウイルス(注1)の抗体陽性が新たに確認された。
 イセファーム(株)与沢農場は、17年10月31日にH5亜型A型鳥インフルエンザウイルス抗体陽性が確認されていた小川町の(有)キミシマファーム周辺の移動制限区域内にある養鶏場。ウイルス分離検査は現在継続中であるが、開放型鶏舎であるため、「開放型鶏舎については養鶏場内のすべての鶏を殺処分する」とした防疫対応案に基づき、措置がとられる予定。 
 なお、小川町周辺に設定されている半径5キロメートルの移動制限区域については、区域内の養鶏場で新たな感染が生じないことを確認するまでの間、飼養鶏などの移動制限が継続されることになる。

(注1)鳥インフルエンザウイルスはたんぱく質の違いからA・B・C型の3つに分類され、A型ウイルスはさらにウイルスの表面に存在する突起上のH(赤血球凝集素)とN(ノイラミニダーゼ)に対する抗体の型で分類されている。HではH1〜15の15型、NではN1〜9の9型が知られている。
(注2)17年9月2日に開催された「食料・農業・農村政策審議会消費・安全分科会家畜衛生部会第15回家きん疾病小委員会」で了承された防疫対応案。【農林水産省】

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