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環境ニュース[国内]

CDMを活用したインフラ整備手法セミナーをインドネシアで開催

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2006.03.20 【情報源】国土交通省/2006.03.17 発表

 国土交通省は2006年3月14日、インドネシア・ジャカルタの日航ホテルで、日本・インドネシア両国の政府・産業界関係者約140名の参加のもとに、CDMを活用したインフラ整備手法のセミナーを開催した。
 CDMは京都議定書に導入されている、市場原理を活用した削減目標達成のための措置「京都メカニズム」の中の制度で、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
 今回のセミナーはインドネシアでの有望なCDM案件形成に向け、情報交換を進めることが目的。
 プログラムとしては、日本側から、国交省による講義「日本国におけるCDMの取組み」、(株)NTTデータ経営研究所による講義「CDMの概要と想定事例紹介」、建設業2社、建設コンサルタント1社によるCDMの事例紹介、インドネシア側から、同国環境省による講義「インドネシアにおける地球温暖化政策〜CDM政策と体制、状況・課題〜」、同国環境団体2団体、企業1社によるCDM事例紹介が行われたほか、埋立処分場のメタン回収、ダムのリニューアル、都市交通システムの3部会にわかれ、CDMを活用したインフラ整備手法について意見交換や議論が進められた。
 このうち、既に事業化に成功している埋立処分場のメタン回収の部会には50名弱が参加し、議論が行われた。【国土交通省】

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