第１１回日中・第１３回日豪渡り鳥保護協定会議が中国・上海で開催へ

【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2006.05.18 【情報源】環境省／2006.05.18 発表

　２００６年５月２４日に「第１１回日中渡り鳥等保護協定会議」が、翌２５日に「第１３回日豪渡り鳥等保護協定会議」が中国・上海で開催される。
　２つの会議は、各国の渡り鳥の現状、保護対策、研究に関する情報交換を行うために、昭和５６年に発効した「日中渡り鳥等保護協定」、「日豪渡り鳥等保護協定」に基づき、ほぼ２年に１度日本、中国、オーストラリアの３か国持ち回りで開催されているもの。
　このうち今回の「日中渡り鳥等保護協定会議」では、（１）渡り鳥保全に関する施策、（２）日中渡り鳥等保護協定に基づくズグロカモメ、クロツラヘラサギなどについての共同調査、（３）アジア・太平洋地域渡り性水鳥保全戦略、（４）東アジア・オーストラリア地域フライウェイ（渡り鳥の飛路）・パートナーシップ−−が議題となる。
　一方、「日豪渡り鳥等保護協定会議」では（一）渡り鳥保全に関する施策、（二）協定付表・絶滅のおそれのある鳥類リスト、 （三） 東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ、（四）渡り鳥に関する調査が議題となる予定。【環境省】