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環境ニュース[国内]

意見募集開始 国立・国定公園特別地域内で捕獲を規制する動物案

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2006.05.18 【情報源】環境省/2006.05.18 発表

 環境省は平成18年5月18日までに、国立・国定公園特別地域内で捕獲を規制する動物案をまとめ、この案について18年6月16日まで意見募集を行うことにした。意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。
 国立・国定公園特別地域内で環境大臣が指定する動物の捕獲規制を行うことは、14年4月の自然公園法改正時に規制行為の中に追加され、これまで規制対象となる動物の選定方針、保護施策などが専門家から構成される「指定動物保護対策検討会」で検討されてきた。
 今回の案は、絶滅危惧1類の(1)タイマイ(捕獲規制公園:西表国立、沖縄海岸国定・慶良間地域)、(2)オガサワラアオイトトンボ(同:小笠原国立)、(3)オガサワラトンボ(同:小笠原国立)、(4)ミヤジマトンボ(同:瀬戸内海国立・宮島地域)、(5)ウスイロヒョウモンモドキ(同:大山隠岐国立・大山蒜山地域、三瓶山地域、氷ノ山後山那岐山国定)、(6)タイワンツバメシジミ本土亜種(同:西海国立・平戸島・生月島地域)、絶滅危惧2類の(7)アオウミガメ(同:霧島屋久国立・屋久島地域、西表国立、沖縄海岸国定公園・慶良間地域)、(8)アカウミガメ(同:霧島屋久国立・屋久島地域、西表国立、沖縄海岸国定公園・慶良間地域)、(9)ミヤマシロチョウ(同:八ヶ岳中信高原国定)の9種を規制対象としている。
 なお環境省はこの意見募集実施とあわせ、18年5月27日14時から16時まで新宿御苑インフォメーションセンター2階会議室で、捕獲規制動物の選定についての説明・意見交換会も開催する。
 この会への参加希望者は18年5月25日(必着)までに、住所、氏名、電話番号、FAX番号を記載の上、「国立・国定公園特別地域内において捕獲を規制する動物(指定動物)の選定についての説明・意見交換会参加希望」と明記し、申し込むことが必要。
 意見送付・説明・意見交換会の申込みとも宛先は、環境省自然環境局国立公園課(住所:〒100−8975東京都千代田区霞ヶ関1−2−2、FAX番号:03−3595−1716、電子メール:shizen-kouen@env.go.jp)。【環境省】

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