一般財団法人環境イノベーション情報機構
東アジア・ラテンアメリカ協力フォーラム第4回経済・社会WG開催へ CDMでも意見交換
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2006.06.06 【情報源】外務省/2006.06.06 発表
2006年6月7・8日の両日、東京・港区の三田共用会議所で、東アジア・ラテンアメリカ協力フォーラム(FEALAC)の第4回経済・社会ワーキンググループ会合が開催される。FEALACは東アジアと中南米の交流促進、関係強化を目的に98年に設立されたばかりの政府間フォーラムで、01年開催の第1回外相会合で、フォーラムの原則、意義、目標と「枠組文書」が、また、04年開催の第2回外相会合で、今後のFEALACの協力分野を示す「マニラ行動計画」が採択されている。
今回の会合は、FEALACメンバー32か国(東アジア15か国、中南米17か国)の関係者約60名が出席のもと、2地域間の経済・社会分野交流・協力に関するFEALACプロジェクトの評価、貿易・投資拡大、貧困問題への取組み、クリーン開発メカニズム(CDM 注1)分野の協力などについて意見交換を行う。
また、この会合の共同議長は、日本の水上正史外務省中南米局参事官と、フアン・イリアルテ・ビジャヌエバ・アルゼンチン外務省特別経済問題局長が務める。
(注1)各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の1つで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。【外務省】