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環境ニュース[国内]

フランス 健康・環境全国計画の進捗状況を発表

健康・化学物質 公害予防/被害】 【掲載日】2006.07.14 【情報源】/2006.07.05 発表

 2003年1月にシラク大統領により発表され、健康、環境、労働および科学研究担当省によって策定された「健康・環境全国計画(PNSE)」は、2004年6月21日に5カ年計画として承認された。
 健康および環境担当省により、7月5日に発表された閣議声明は、実施された行動の到達点を確認し、2006年の新たな行動を示す総括を示すものである。主な内容は以下のとおり。
<大気・水質>
●レジオネラ属菌への感染予防のため、様々な規則が発表され、空調用冷却塔への検査が強化された。
●室内大気質の全国アンケート結果は今秋、判明し、汚染源と対策が特定される。
●植物保護剤による汚染対策計画が新たに承認された。水域への危険物質の廃棄を削減する措置が3500施設で約束される。
<環境に起因する疾病の予防>
●REACHの2007年実施に備え、化学物質分野のリスク管理と検査を強化するプログラムを2006年末に確定する。
●職業リスク予防を改善するため、労働保健計画が2005年2月に承認され、環境保健安全局の権限が労働保健分野に拡大された。
<影響を受けやすい市民の保護、情報提供>
●小児中毒を予防するため、古い住宅を販売する際に、への曝露リスクを示すことを義務付けた。
●健康・環境・労働に関するポータルサイトを開設する。【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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