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環境ニュース[国内]

18年度「手づくり郷土賞」、計30件の表彰を決定

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2006.11.15 【情報源】国土交通省/2006.11.15 発表

 国土交通省は平成18年11月15日、18年度「手づくり郷土(ふるさと)賞」として「地域整備部門」7件、「地域活動部門」14件、「大賞部門」9件−−計30件の表彰を決定した。
 「手づくり郷土賞」は地域の個性、魅力を創り出している社会資本整備の事例に対する表彰制度として昭和61年に創設された賞。
 社会資本を対象とした「地域整備部門」に加え、平成13年度からは社会資本と関わりのある地域活動を対象にした「地域活動部門」が創設されたが、17年度はさらに、昭和61年度から平成2年度までに「手づくり郷土賞」を受賞した社会資本のうち、現在も地域づくりに貢献しているものを対象にした「大賞部門」を新設した。
 選定委員会の講評によれば、今回は「地域整備部門」で、自然環境や景観に配慮している活動事例が多くみられたという。
 なお環境関連の活動としては、「地域整備部門」で、市民・行政協働により荒れ地となっていた場所を環境・生態系保全に配慮した公園として整備した「市民・行政協働の手づくりビオトープ赤羽緑地(茨城県日立市)」、行政と住民が多自然型川づくりに取り組んだ「よみがえれ!みんなの豊田川(静岡県浜松市)」、下水道浄化センターの放流水を高度処理し、農業用水、河川浄化用水、修景用水に積極活用した「多度津町再生水利用計画事業(香川県多度津町)」、「地域活動部門」で、人工的に造成されたお台場海浜公園で生き物観察などを行っている「お台場の自然環境を活かした環境教育活動
(東京都港区)」、さまざまな市民団体がエコミュージアム運動を進めている「多摩川エコミュージアムプランの推進(神奈川県川崎市)」、市民グループと行政が緑地の保全、啓蒙活動を行っている「都会の中の里山環境再生と市民活動(愛知県名古屋市)」、「大賞部門」では、「世界遺産をめざす会」など新たな活動団体も加わり、伝統的建造物の保存が順調に進められている「石見銀山御料・大森の町並み(島根県大田市)」、ホタル関連施設整備のほか、条例を制定し自然環境保全、ホタルの保護に努めている「ほたるの里(北海道沼田町)」−−などの取組みが受賞している。【国土交通省】

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