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環境ニュース[国内]

日中韓の研究機関が共催 黄砂に関する国際ワークショップが北京で開催

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2007.01.11 【情報源】国立環境研究所/2007.01.11 発表

 2006年12月3日から5日にかけ、国立環境研究所、中国環境科学研究院、韓国国立環境科学院の共催により、北京で黄砂に関する国際ワークショップ「地域生態と環境影響国際検討会−黄砂現象及びその影響と軽減措置」が開催された。
 このワークショップは、第8回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM 注1)のサイドイベントとして企画されたもので、日、中、韓、モンゴルから100人余りが参加。
 黄砂の発生・移動、観測、予測・警戒、理化学特性と変質、地域生態系変化の黄砂発生への影響、黄砂の環境影響と防止計画・対策技術−−など、幅広い分野にわたって研究発表と討議が行われ、国立環境研究所の研究者は多くのセッションで座長などを務めたほか、7テーマの口頭発表、8テーマのポスター発表を行った。

(注1)日中韓三か国環境大臣会合は日本・中国・韓国の三か国の環境大臣が北東アジア地域と地球規模の環境問題に関する対話を通じ、協力関係を強化することを目的に99年から毎年開催されている会議。第8回会合では、北東アジア地域で被害が拡大している黄砂問題に各国が協力してあたること、共同研究設立を含む具体的な黄砂対策を議論するために局長級会議を開催することが合意された。【国立環境研究所】

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