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環境ニュース[国内]

自動車安全・環境規制 JASICが国際相互承認制度の対象拡大に向けて検討を開始

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2007.04.23 【情報源】国土交通省/2007.04.20 発表

 「自動車基準認証国際化研究センター(JASIC 注1)」は2007年4月19日、自動車安全・環境規制の国際的な相互承認制度を、従来の装置・部品レベルから車両全体に拡大していくための検討作業を開始すると発表した。
 世界各国の自動車安全・環境規制については、国連の「58年協定(車両・装置の型式相互承認協定)」、58年協定を補足する「98年協定(世界的技術規則協定)」に基づき、これまで装置・部品を相互承認する取組みが進められてきた。相互承認の対象が車両全体に拡大されると、安全・環境基準の採用項目や、車種区分・認証運用の統一化が促され、国際的な基準調和・相互承認の大幅な進展が期待できるという。
 JASICは今後、安全・環境基準、車種区分、認証運用の統一についての検討作業を開始し、09年度頃までにその成果をまとめるとしている。また国土交通省を通じて他の58年協定・98年協定加盟国に検討結果を提案し、2015年度内に加盟国間の合意を取り付けたい考え。【国土交通省】

(注1)JASICは、国が行う自動車の基準・認証制度などの国際化推進支援を目的に、国土交通省、(社)日本自動車工業会、日本自動車輸入組合、(社)自動車部品工業会などが協力して、1987年に設立した組織。

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