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環境ニュース[国内]

「省エネ目標・行動計画」策定の不可欠性を確認 東アジアサミット省エネ会議

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2007.06.20 【情報源】資源エネルギー庁/2007.06.19 発表

 経済産業省と(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2007年6月18・19日の両日、東京・お台場のホテル・グランパシフィック・メリディアンで、東アジアサミット(EAS 注1)省エネルギー会議を開催した。
 この会議は東アジア各国で省エネルギーに向けた取組を促進することが目的。EASに参加する16か国の省エネルギー政策担当者、国際エネルギー機関(IEA)などの国際機関の担当者、エネルギー政策研究者らの参加の下で、(1)基調講演、(2)各国の現状、(3)エネルギー活動の実践、(4)省エネルギー推進に向けた解決策、(5)東アジアの未来に向けた取組み−−の5つのセッションが実施された。
 各セッションでは、EAS参加各国の省エネに対する取組み、省エネに対する世界の動きについて情報共有・意見交換が行われたほか、各国が取組むべき省エネ施策や省エネ分野での国際協力の方向性について議論が行われ、「政府の明確な先導の下で、省エネに関する制度整備、執行強化、人材育成、技術普及を進めていくことが重要なこと」、「『省エネ目標・行動計画』の策定が必要不可欠であること」が確認された。
 さらに、08年以降に開催される東アジアサミットエネルギー大臣会合で、「省エネ目標・行動計画」策定状況についての追跡確認を行い、その内容を東アジアサミットの場で報告することの重要性も参加各国間で認識された。

(注1)ASEAN+3首脳会議での合意を受け、05年12月(第1回)、07年1月(第2回)に開催された会議。参加国はASEAN10か国と、日、中、韓、インド、オーストラリア、ニュージーランドの計16か国。第2回会議では「省エネ目標・行動計画」の設定、バイオ燃料の利用促進などを内容とする「東アジアのエネルギー安全保障に関するセブ宣言」が採択されている。

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