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環境ニュース[国内]

1人1日1kgのCO2削減めざし、企業と連携した応援キャンペーン実施へ

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.07.04 【情報源】環境省/2007.07.03 発表

 政府が進める温暖化防止のための国民運動「チーム・マイナス6%」事務局は、安倍首相が提案した気候変動問題に対する日本の新戦略「美しい星50(注1)」に盛りこまれた「1人1日1kgのCO2削減」をモットーとした新国民運動を展開していくために、同事務局ホームページの中に特設サイト「めざせ!1人、1日、1kg CO2削減」を新たに開設するとともに、企業と連携した「1人1日1kgのCO2削減」応援キャンペーンを新たに実施することにした。
 特設サイトでは、日常生活の中で実践できる37の温暖化防止の取組みの中から、自分が挑戦しようと思うものを参加者に選択・登録してもらう「私のチャレンジ宣言」を実施中。
 37の取組みには「風呂の残り湯を利用し、シャワーを使わない(371g)」、「通勤や買物の際にバスや鉄道、自転車を利用する(180g)」、「夏の冷房時の設定温度を26℃から28℃に2℃高くする(83g)」など、その取組みを実行した場合の1人1日分のCO2排出削減量が示されており、自分が挑戦しようと思う内容を選択し、実施を宣言すると、宣言した取組みの一覧とC02の合計削減量が登録者の「宣言カード」として表示される仕組みになっている。「宣言カード」は自分のパソコンに保存することも可能だ。
 また「1人1日1kgのCO2削減」応援キャンペーンは、この「宣言カード」を持参したり、CO2削減につながる取組み協力した人に、協賛企業からグッズのプレゼント、商品の割引、ポイント還元率アップなどのサービスを行うもので、現在協賛企業の募集を行っている。
 キャンペーンの詳細についての問い合わせは、環境省総合環境政策局環境経済課内「1人1日1kgのCO2削減」応援キャンペーン事務局(担当:大川・渡部、電話番号:03−5521−8230)まで。【環境省】

(注1)「美しい星50」は、(1)2050年までに、世界全体の温室効果ガスの排出量を半減させることを目標として、革新的技術の開発と、環境に調和したライフスタイル・社会システムづくりに日本が積極的に取組み、その成果を「日本モデル」として世界に発信すること、(2)京都議定書が規定していない2013年以降の気候変動対策の国際的な枠組みを、経済発展と両立可能で、各国の削減能力・事情に配慮した柔軟で多様性のある内容とし、全主要排出国の参加が得られるものとすること、(3)07年度中に京都議定書目標達成計画を見直し、「1人1日1キログラムの温室効果ガス削減」を目標とした国民運動を新たに日本国内で展開していくこと−−の3点を包括的な政策として示したもの。

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