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環境ニュース[国内]

日本政府、インドネシア南スラウェシ州での小規模水力発電プロジェクトをCDM案件として承認

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.07.11 【情報源】国土交通省/2007.07.10 発表

 中国電力(株)と鹿島建設(株)が日本政府(注1)に申請していたクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクト1件が、平成19年7月5日付けで「京都メカニズム推進・活用会議」に承認され、日本政府の正式なプロジェクトとなった。
 CDMは各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の1つで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
 日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連省庁のいずれかに承認申請を提出し、関連省庁が共同で開催する「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されることが必要。
 今回承認されたのは、中国電力と鹿島建設が申請した、インドネシア南スラウェシ州ランテバラ村での小規模水力発電プロジェクト。1.2メガワット規模の水路式小型発電機2基を設置し、年間1万6,819メガワット時を発電。年間にCO2換算で9,748トン分のCO2の排出を削減する。【国土交通省】

(注1)プロジェクト支援担当省庁は国土交通省と経済産業省。

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