IMO　船舶からの大気汚染物質の削減について調査へ

　国際海事機関（IMO)の第56回海洋環境保護委員会（MEPC)が、7月9日から13日までロンドンで開催され、船舶からの大気汚染物質削減対策について調査を行うことなどが合意された。専門家による非公式な検討会により、船舶から排出されるSOxや粒子状物質を削減する方法について評価を行う。
　また、2000年に実施されたIMOの温室効果ガス排出量調査（国際的な海運に起因する排出量を調査）をアップデートし、第59回MEPCまでに報告することとなった。
　さらに、今回の会合では、船舶リサイクル条約の案文についても検討を行った。条約案は2009年4月の最終調整・採択を目指している。【国際海事機関】