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環境ニュース[国内]

「容器包装廃棄物3R推進モデル事業」 19年度は先進6事例の効果を検証、普及へ

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2007.07.30 【情報源】環境省/2007.07.27 発表

 環境省は平成19年7月27日、自治体、事業者、消費者らの協働により地域で容器包装廃棄物の3R(注1)を推進する「容器包装廃棄物3R推進モデル事業」の平成19年度実施分として、6地域の事業を採択したと発表した。
 採択されたのは、(1)(財)みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(宮城県仙台市)の「仙台発エコスポーツ推進プロジェクト事業」、(2)コミュニティポイントによる地域活性化協議会(東京都世田谷区)の「世田谷・烏山・環境コミュニティ持続可能な3R推進モデル事業」、(3) 茅ヶ崎市商店会連合会(神奈川県茅ヶ崎市)の「私の思い出のある傘でマイバッグ 」、(4)容器・包装3R推進協議会(愛知県名古屋市)の「レジ袋有料化促進モデル事業」、(5)NPO法人いびがわミズみずエコステーション(岐阜県揖斐郡揖斐川町)の「レジ袋ないない大運動会」、(6)京都大学環境保全センター(京都府京都市)の「レジ袋の量的・質的削減方策にかかる社会システム試行とその検証」。
 この事業は、18年6月に公布された改正・容器包装リサイクル法の推進をめざしているもので、18年度に7地域のモデル地域を対象にスタートした。容器包装廃棄物の3Rに関して先進的な取組みをしている地域の活動について、その効果を検証した上で全国に紹介するとしている。
 19年度に応募資格があるとされた事業は、(1)容器包装廃棄物の3R推進に関する事業である、(2)地方公共団体や消費者らの連携関係の下に行われる事業である、(3)創意工夫に優れているか、先進的な事業である、(4)19年度中に具体的な実証事業が行われる、(5)営利を目的とした事業でない、(6)事業終了後も、活動の継続が期待できる−−の6点をすべて満たすもの。また応募資格がある事業主体は、NGOなどの民間団体、任意団体、大学などとされていた。【環境省】

(注1)3Rは廃棄物の発生抑制(リデュース)、資源・製品の再使用リユース)、再生利用リサイクル)のこと。

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