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環境ニュース[国内]

ツシマヤマネコ 新たな動物園で飼育開始

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2007.10.04 【情報源】環境省/2007.10.04 発表

 環境省は、福岡市動物園や東京・武蔵野市の「井の頭自然文化園」、横浜市の「よこはま動物園」でのツシマヤマネコの繁殖が順調に進んでいることから、新たに富山市ファミリーパークでの2頭のツシマヤマネコの飼育開始、平成19年10月20日からの井の頭自然文化園、よこはま動物園ズーラシアにおける一般公開の開始及び福岡市動物公園から3頭の里帰りを平成19年10月4日までに決めた。
 ツシマヤマネコは、国内では長崎県対馬に80〜110頭が生息しているだけと推定されている「種の保存法」の国内希少野生動植物種。環境省が公表しているレッドリストでは最も絶滅のおそれの高い「絶滅危惧1A類」に分類されている。
 平成11年から開始されている福岡市動物園での飼育は、現在までに23頭が生育しており、現在は17頭が飼養されている。今回の富山市ファミリーパークへの移送は、感染症や災害の発生などによる危険分散が目的
 これまで人慣れを防止するため、原則非公開とされてきた福岡市動物園以外の動物園においても、普及啓発を行う目的で一般に公開する。
 なお、飼育頭数が施設の上限に達している福岡市動物園より、今年度生まれの2頭及び平成17年生まれの1頭、計3頭を対馬野生生物保護センターに里帰りさせる予定。【環境省】

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