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環境ニュース[海外]

フランス 2006年は温室効果ガス排出量が大幅に減少 京都議定書目標の−4%減達成!

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2008.02.04 【情報源】フランス/2008.01.22 発表

 最新の温室効果ガス排出目録によると、フランスの温室効果ガス排出量は2006年でCO2換算で約5億4100万トンと推計される。
 これは、京都議定書の排出削減目標より4%も少ない。京都議定書第1約束期間(2008〜2012年)は、2008年1月1日に始まるが、フランスはこれ以前に排出削減目標を達成した数少ない国の一つである。
 フランスの温室効果ガス排出量は2005年から2006年の間に2.5%減(CO2換算で13.8Mt)と、大幅に減少した。その内訳は以下のとおり。
●省エネ対策と気象条件により、住宅部門およびサービス部門での削減:30%(CO2換算4Mt)
再生可能エネルギーが2005年から2006年の間に大きく進歩した(+9,2%)ことで、発電部門での削減:27% (CO2換算3.6 Mt)
●製造業部門での燃焼に関連する削減:19% (CO2換算2.5 Mt)
●農業部門での排出削減:11.5% (CO2換算:1.5 Mt)
 ボルロー大臣は、「フランスの温室効果ガス排出削減に喜んでいる。排出量は1990年以降、最も少なく、京都議定書の約束達成に向け、非常に良い位置にいる。フランスの1人当たりの炭素排出量は、欧州の平均値より25%少なく、隣の大国と比べれば30〜40%も少ないが、私はさらに上を目指したい。
 これが環境グルネルの具体的対策のすべての目的であり、建物、運輸と移動、都市計画分野での対応も進めている」と述べた。【フランス エコロジー持続可能な開発国土整備省】

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