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環境ニュース[国内]

大気汚染物質濃度と呼吸器疾患有症率に相関見られず 3歳と6歳児計約18万4,000人対象、18年度調査結果

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2008.04.28 【情報源】環境省/2008.04.25 発表

 環境省は平成20年4月25日、全国38地域・約9万4,000人の3歳児と37地域の約9万人の6歳児を対象にした18年度の「大気汚染に係る環境保健サーベイランス調査」の結果と、8〜18年度の同調査の経年解析等の結果及び6歳児調査回答者のうち平成14〜15年度に実施した3歳児調査時に回答のあった者について追跡解析を実施し、それらの結果を発表した。
 この調査は地域住民の健康状態と大気汚染との関係を定期的・継続的に監視し、必要に応じて適切な措置を講じることを目的として毎年実施されているもので8年度に調査が開始されている。
 これらの解析の結果、これまでの調査結果と同様、3歳児調査及び6歳児調査のいずれにおいても大気汚染物質濃度の高い地域ほど呼吸器症状有症率(追跡解析にあっては発症率)が高くなることを示す結果は得られず、また、ぜん息有症率の変化と大気汚染物質濃度の変化との関連性に一定の傾向は認められなかったとしている。 【環境省】

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