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環境ニュース[国内]

平成20年度「野生生物保護対策検討会アホウドリ保護増殖分科会」が開催される

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2008.09.22 【情報源】環境省/2008.09.17 発表

 環境省では9月16日に「平成20年度野生生物保護対策検討会アホウドリ保護増殖分科会」を開催したと発表。
 この中で、平成20年2月、アホウドリの最大の繁殖地・鳥島において実施したモニタリング調査については、当年生まれのヒナが274羽確認されたことを報告された。これは平成5年の事業開始以降、確認されたヒナの数としては最高で、鳥島の個体群は全体でおよそ2,140羽と推定される。推定個体数としては、初めて2,000羽を超えた。
 また、山階鳥類研究所が環境省と米国魚類野生生物局との協力により実施している聟島(むこじま)でのアホウドリ繁殖地形成事業については、聟島で人工飼育された10羽のヒナのうち5羽に衛星発信器を装着して行動追跡を行っており、巣立ち約2か月後の7月末には、ベーリング海付近にまで到達していることが確認できている。
 今後の計画についても検討され、平成21年の繁殖期には、今年の10羽から5羽多い15羽を伊豆諸島の鳥島から小笠原群島の聟島まで移送し、今年度と同様の方法により、巣立ちまで飼育するとのこと。【環境省】

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