国連・潘基文事務総長　新たに2名の気候変動担当特使を任命

　国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は、国連の気候変動担当特使として、国連総会のスルジャン・ケリム前議長とボツワナのフェスタス・モハエ前大統領を新たに任命した。昨年任命した2名の気候変動担当特使（ノルウェーのブルントランド元首相、チリのラゴス前大統領）とともに、気候変動に関する多国間交渉の進展に向けて、潘事務総長が各国政府首脳その他の主要関係者と協議を行う際にサポートする。気候変動枠組条約の次の交渉は、12月にポーランドのポズナンで行われる。
　潘事務総長は、京都議定書の後継となる、野心的で、包括的、批准可能な協定に向けた歩みを特使が促進することを期待している。【ＵＮＥＰ】