一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

2008年版 世界のサンゴ礁現況報告が公表される

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2009.03.02 【情報源】フランス/2009.02.18 発表

 世界のサンゴ礁の状況をとりまとめた「2008年版 世界のサンゴ礁現況報告」が、国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)とフランスサンゴ礁イニシアティブ(IFRECOR)によって公表された。
 この報告によると、世界のサンゴ礁の54%が危機的状況にあり、そのうち15%は今後10〜20年の間に消滅し(特に東南アジア、カリブ海)、さらに20%は20〜40年の間に消滅するおそれがある。こうした変化の主な原因として、土砂の堆積、漁業、海洋汚染、人口増加などが挙げられている。
 第2次世界大戦以降、世界では、特に都市化の進んだ沿岸部などを中心に、19%のサンゴ礁が消滅した。しかし、前回の報告が取りまとめられた2004年以降は、以下のような進展もあった。
●ニューカレドニアのサンゴ礁の世界遺産指定
●太平洋に、巨大な海洋保護地域を2箇所設立(アメリカ政府、キリバス政府によるもの)
●インド洋、特にセイシェル、チャゴ、モルジブのサンゴ礁では、1998年の白化現象から回復が見られる
●2007年12月には、インドネシア大統領が東南アジアでの「サンゴ・トライアングル」計画を発表
サンゴ礁の健康状態を調査している「リーフチェック」ネットワークが、2008年に開始された「サンゴ礁の権利に関する宣言」に2万700人分の署名を集めた
●地球環境ファシリティが「持続可能性のための太平洋連合」基金に1億ドルの拠出を承諾
 なお、この報告は、96カ国、372名のサンゴ礁研究者や管理担当者の意見を取りまとめたものである。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース