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環境ニュース[国内]

カルタヘナ議定書「共同議長フレンズ会合」開催

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2009.03.05 【情報源】農林水産省/2009.03.05 発表

 農林水産省は、2月23日〜27日にメキシコシティで開催された「現代のバイオテクノロジーにより改変された生物の国境を越える移動から生じる生物の多様性への損害についての「責任と救済」に関する共同議長フレンズ会合」の概要と評価を発表した。
 公表によると本会合では、2008年5月にボンにて開催された第4回カルタヘナ議定書締約国会合(COP-MOP4)において今後の検討の対象とすることが決定された作業文書のうち、「行政的アプローチに関する法的拘束力のある文書」の検討に焦点を絞り、具体的な条文の規定ぶりに関する交渉が行われ、本文書をカルタヘナ議定書の補足議定書と位置づけるべきとの点で見解の一致をみた。
 今次会合の結果、更なる会合の開催が必要ということになり、第2回共同議長フレンズ会合をクアラルンプール(マレーシア)で開催することが決定された。その際、我が国は、同会合開催のための資金的支援を行う用意がある旨表明した。
 なお、同省では、依然としていくつかの主要論点における更なる討論が必要な状況は継続しているものの、2010年10月に愛知県名古屋市で開催されるCOP-MOP5における交渉妥結に向けた筋道となり得る前進がみられたとしている。【農林水産省】

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