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環境ニュース[国内]

パラグアイでの再植林活動をCDM案件として承認

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.03.10 【情報源】農林水産省/2009.03.10 発表

 独立行政法人 国際農林水産業研究センター(JIRCAS)から認申請のあったクリーン開発メカニズム(CDM)事業について平成21年3月10日付けで「京都メカニズム推進・活用会議」に承認され、日本政府の正式なプロジェクトとなった。
 CDMは各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の1つで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
 日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連省庁のいずれかに承認申請を提出し、関連省庁が共同で開催する「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されることが必要。
 今回承認されたのは、JIRCASが申請した、パラグアイ国パラグアリ県低所得コミュニティ耕地・草地再植林事業。土壌劣化の進んだ耕地及び草地215haにユーカリとグレビレアを植林し、土壌浸食防止、アグロフォレストリーの定着、温室効果ガス(GHG)の吸収を促進するとともに、販売用の用材の確保や養蜂等による所得向上を図るもの。事業実施期間の20年間(2007年7月25日から2027年7月24日)でCO2換算合計約30,000トンのCO2排出削減が見込まれている。【農林水産省】

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