ドイツ・ボン　国連の温暖化作業部会が開幕

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.04.01 【情報源】国連／2009.03.29 発表

　12月の気候変動枠組条約締約国会議での合意を目指し、ドイツ・ボンで、3月29日〜4月8日まで、地球温暖化に関する本年最初の国際交渉会合が開催される。
　2つの作業部会、すなわち（1）気候変動枠組み条約の下での長期協力行動のための第5回特別作業部会（AWG-LCA5)、（2）京都議定書の下での附属書I国の更なる約束に関する第7回特別作業部会（AWG-LCA7）が開催され、各国政府、企業、環境保護団体、研究機関から2000名以上が参加する。
　AWG-LCA7では、工業国の2013年以降の排出削減目標をめぐり、主に、削減の幅、排出量取引制度やカーボン・オフセット制度の改善、土地利用の変更や森林の取り扱いについて議論を交わす。
　また、AWG-LCA5では、締約国から出されたアイデアや提案をとりまとめた議長ペーパーに基づいて、残された課題を検討する予定である。【国連気候変動枠組条約事務局】


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