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環境ニュース[国内]

イギリス 正しい環境広告のススメ 広告業界向けのワークショップ開催

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2009.05.18 【情報源】/2009.05.05 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省は、イギリスの広告業界団体のIPA、広告主団体のISBAと共同で、5月12日から22日にかけて、環境広告に関する無料ワークショップを開催する(於ロンドン、マンチェスター)。
 広告主や業界関係者が担当製品について正しい「環境表示」ができるよう支援するもので、広報に関わるあらゆるテーマ(メディア広告から包装容器での表示、企業のウェブサイト、販売促進等)を取り上げる。運輸、旅行、飲食、服飾、家電、金融等様々な業界が対象。
 このワークショップは、2003年に改訂された「環境表示規定」の見直し作業の一環。新しい規定にワークショップ参加企業の意見を反映させようというもので、今年2月にはハント閣外大臣(持続可能な開発担当)が、業界主導の運営委員会が同規定の改定を支援することを発表している。
 イギリス環境省は、企業が消費者にも理解しやすい事実に即した広告を出せるよう、専門用語の解説を含めたワークショップを共催2団体と準備してきた。
 IPAのプリングル理事長は、全ての企業にとって最大の関心事がテーマの政府主催のワークショップに無料で参加できるとアピール。代理店の経営者やクライアントにとっては、自らの意見を述べ、政策に反映させる絶好の機会だ とコメントしている。
 また、ISBAのツウィン広報部長は「誤解を招く環境広告は誰の役にも立たないが、ただ批判するだけでなく、正しい方向に行けるよう支援する必要がある」と指摘。各セッションを通じて、企業が正しい環境表示を活用できるようサポートできると信じている と述べた。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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