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環境ニュース[国内]

09年度第二期北西太平洋鯨類捕獲調査の三陸沖での沿岸域調査が終了

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2009.05.27 【情報源】水産庁/2009.05.26 発表

 水産庁は、2009年度の第二期北西太平洋鯨類捕獲調査の三陸沖での沿岸域調査が09年5月21日に終了したと発表した。
 北西太平洋鯨類捕獲調査は、国際捕鯨委員会(IWC)を設置した国際捕鯨取締条約第8条に基づき実施している調査で、1994年から99年まで実施したミンククジラの系統群調査を主目的とした第一期調査が終了し、00年からは鯨と漁業の競合関係の解明を目的とした第二期調査が行われている。
 三陸沖での鯨類捕獲調査は、宮城県石巻市鮎川を中心とした半径50マイルの海域を対象とする調査で今回が5回目。
 今回の調査では111群112頭のミンククジラを発見し、うち60頭を捕獲した。
 捕獲したミンククジラの胃内容物は、捕獲された個体のうち55個体から餌生物が観察され、うち全体の82%に当たる45個体がイカナゴを捕食していた。
 また、胃内容物重量は平均17.94kgであった。【水産庁】

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