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環境ニュース[海外]

イギリス メタン発酵実証プロジェクトを支援

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2009.06.17 【情報源】イギリス/2009.06.08 発表

 イギリスのベン環境大臣は、6月8日、食べ物などの有機性廃棄物からエネルギーを生み出す5件のプロジェクトを政府が支援すると発表した。この助成金は、環境・食糧・農村地域省の嫌気性発酵実証プログラム(助成額1000万ポンド)によるもの。
 嫌気性発酵は動物の糞尿や食品廃棄物などの有機物を分解して、熱・電気・運輸燃料用の再生エネルギー源となるバイオガスを生みだす。埋立処分量を抑制する効果もある。
 今回選ばれた5件のプロジェクトは、幅広い産業に利益をもたらす可能性のある最新技術を実証する。これらのプロジェクトの実施期間は2011年まで。
 なお、嫌気性発行実証プログラムは、特に、以下の5つの目標を達成するために設けられている。
●費用対効果の高いバイオガス生産の最大化
嫌気性発酵の利用、関連製品の利用から得られる環境メリットの最大化
●食品のサプライチェーンのCO2排出量を削減する嫌気性発酵のポテンシャルを最大限に伸ばす
●ガス供給網にバイオメタンを組み込むチャンスを最大限につくる
下水処理施設のCO2排出量を削減する嫌気性発酵のポテンシャルを最大限に伸ばす
【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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