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環境ニュース[海外]

アメリカ 大型船舶の大気汚染対策を強化

大気環境 交通問題】 【掲載日】2010.01.07 【情報源】アメリカ/2009.12.22 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、大気浄化法に基づき、アメリカ船籍の大型船舶について、エンジンや燃料の基準を強化する規則を最終的に確定した。
 石油タンカーや貨物船など大型船舶による大気汚染は、交通量の増加に伴い、急速に増加すると見込まれている。このため、米国の戦略や国際的な戦略では、2030年までに、ディーゼルエンジンを搭載した大型船舶からのNOx排出量を約120万トン、粒子状物質排出量を14万3000トン削減するとしており、これにより、現在より、NOx排出量を80%、粒子状物質排出量を85%削減することができるという。
 今回の規制では、NOxについて2段階の基準(2011年から実施される基準と2016年から実施される基準)を設けるとともに、EPAのディーゼル燃料プログラムを強化した。
 なお、アメリカとカナダは、両国の沿岸域数千マイルを「排出規制海域(ECA:船舶から排出される汚染物質について上乗せ規制が認められる海域)」に指定するよう、国際海事機関(IMO)に求めているが、今回の規則は、この提案の主要な部分を補うものでもある。IMOでは、2010年3月に、アメリカ・カナダのECA指定について採決を行う予定。承認されれば、この海域を航行する自国船籍・他国船籍の大型船舶に厳しい基準が適用されるようになる。【EPA

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