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環境ニュース[国内]

平成20年度に発覚した産廃不法投棄量、約20.3万トンに

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2010.02.16 【情報源】環境省/2010.02.15 発表

 環境省は、平成20年度の産業廃棄物不法投棄等の状況について発表した。
 新たに発覚した産業廃棄物不法投棄件数は308件(前年度:382件)で、不法投棄量は約20.3万トン(前年度:約10.2万トン)にのぼる。
 件数・投棄量ともに、前年度より減少傾向にある。5,000トン以上の大規模な不法投棄事案も4件で、全体の投棄件数(308件)の1.3%となった。
 不法投棄廃棄物の種類としては、投棄件数では建設系廃棄物の224件(がれき124件、建設混合廃棄物62件、建設系木くず27件等)が最も多く、全体の72.7%を占める。
 投棄量で見ると、建設系廃棄物が17.7万トン(がれき類2.3万トン、建設混合廃棄物8.5万トン、建設汚泥6.0万トン等)と多く、全体の87.5%を占めている。
 平成20年度に新たに確認された不法投棄事案のうち、現に支障が生じていると報告されたものは5件(1.6%)、現に支障のおそれがあると報告されたものは15件(4.9%)、現在支障等調査中と報告されたものは6件(1.9%)、現時点では支障等がないと報告されたものは282件(91.6%)であった。
 平成20年度末時点で、全国に不法投棄等の残存件数は合計で2,675件(前年度:2,753件)、残存量の合計では1,726.0万トン(前年度:1,633.7万トン)となった。【環境省】

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