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環境ニュース[国内]

平成22年度第2期北西太平洋鯨類捕獲調査・沖合域調査の調査船団が出港

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2010.06.08 【情報源】水産庁/2010.06.08 発表

 平成22年度の第2期北西太平洋鯨類捕獲調査(沖合域調査)の調査船団が平成22年6月9日に出港する。
 北西太平洋鯨類捕獲調査は、国際捕鯨委員会(IWC)を設置した国際捕鯨取締条約第8条に基づき実施している調査で、1994年から99年まで実施したミンククジラの系統群調査を主目的とした第1期調査が終了し、00年からは鯨と漁業の競合関係の解明を目的とした第2期調査が行われている。
 今回の調査は、鯨類の摂餌生態、生態系における役割の解明、鯨類及び海洋生態系における海洋汚染の影響の把握及び鯨類の系群構造の解明のため、第二期北西太平洋鯨類捕獲調査計画に基づき、ミンククジラ100頭、ニタリクジラ50頭、イワシクジラ100頭、マッコウクジラ10頭を捕獲する。調査期間は平成22年8月下旬まで。
 平成22年6月9日に出航した船は、調査母船「日新丸」(出港地:広島県土生港)と目視採集船「勇新丸」、「第二勇新丸」、多目的船「第三勇新丸」(以上、出港地:山口県下関港)。
 なお、この4隻とは別に、餌環境調査船「北光丸」も別途、平成22年7月21日に北海道釧路港を出港する予定。【水産庁】

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