イギリス、炭素削減コミットメント・エネルギー効率化制度登録期限は残り50日

　イギリスのエネルギー・気候変動省（DECC）は、8月11日、企業に対し、炭素削減コミットメント・エネルギー効率化制度（CRC EES）への登録を呼びかけるコメントを発表した。登録期限は、9月30日であり、丁度、残り50日となっている。既に1229組織が登録を済ませている。この制度は、大規模な団体を対象に、2020年までに、費用対効果の高い省エネ対策の導入を促すもので、排出量取引を導入し、排出枠の販売で得られた収入は、エネルギー効率を高めた企業に還元される。この制度により、2020年までに、1990年比で少なくとも34％の二酸化炭素の削減が見込まれている。
　DECCは、成功事例として、既に登録を済みのロンドン消防署（London Fire Brigade）は、エネルギー効率プロジェクトの実施により、2009年/2010年は、26万ポンドの経費節約を達成し、1990年比で既に18％の排出削減を達成していることを事例に挙げている。【イギリスエネルギー・気候変動省】

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プレスリリース

http://www.decc.gov.uk/en/content/cms/news/pn10_94/pn10_94.aspx