地域循環圏のモデル事業への参画者を募集

【環境一般 市民活動】 【掲載日】2010.09.03 【情報源】環境省／2010.09.03 発表

　環境省中部地方環境事務所は、小売業者・外食業者、飼料化・たい肥化事業者及び農畜水産物の生産者を対象に地域循環圏のモデル事業への参画者を募集すると発表。
　同事務所では、平成20年度からスーパー等の小売店や外食店から発生する食品残さのリサイクルを中心に、中部地方において適切な規模の地域循環圏の構築に向けた検討を行っている。今年度はモデル事業の実施を通じて、食品リサイクルの実施体制の構築に向けた考え方や可能性を具体的に示すとともに、制度的・技術的な課題への検討を実施するこにしたもの。
　事業の内容は、以下のとおり。
・複数の小売業者・外食業者、飼料化・たい肥化事業者、農畜水産物の生産者によるコンソーシアム（共同体）により食品リサイクル事業を行う
・食品リサイクルの内容は、飼料化、肥料化及び熱回収等を主な対象とする（ただし熱回収等のみの事業は対象としない）
・本事業により生産された農畜水産物等の一部を小売業者等の店舗で利用する
・事業の実施期間は平成22年度から平成23年度の2か年を予定する（ただし、平成23年度の実施は、当該事業の予算成立を前提とする）
　なお、平成22年9月17日に名古屋市中区の環境省中部地方環境事務所第1会議室において公募説明会を開催する予定。
　モデル事業の応募及び公募説明会の参加方法等詳細に関しては、プレスリリースを参照のこと。【環境省】